2度の雨天中断で5回降板となった大谷、その合間にガチョウが乱入 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地で行われたタイガース戦に先発。2度の雨天中断があり、5回3安打1失点でマウンドを降りることになった。勝敗は付かずチームは救援投手が崩れて1-6で敗れた。この試合ではまさかの“珍客”がグランドに姿を見せたことも話題となった。MLB公式サイト内の動画コーナー「Cut4」が伝えている。 雨天中断中に姿を見せたのは野生のガチョウだった。何処からともなくグラウンドに降り立つと悠々と散歩する様子に球団職員も困惑。追い払うためにガチョウとの追い駆けっこが始まったが捕まえることはできず。ガチョウはその後、気が済んだのかグラウンドから飛び立ったが、スコアボードに激突し客席に落下し、そのままファンに抱えられ“退場処分”となった。 この“珍客”到来の様子を「Cut4」は動画で紹介し「リスや猫を追いかけるのは楽しいが、これらの動物に飛ぶ能力はない。今回の追走劇は少しばかりコミカルだった」とレポートした。記事ではガチョウはファンからタイガース球団職員に渡り、無事に球場から脱出できたと伝えている。 また、記事の中では、エンゼルスのマイク・ソーシア監督が語ったエピソードも紹介。「少年のころ、アヒルを飼っていた。ウィッフルボールを使って庭で遊んでいると、彼はいつも走り回っていた。美しい動物だ」と語ったとされている。「Cut4」はツイッターでもこの動画を公開。「おそらく今年タイガースに起こった最もエキサイティングな出来事」「ランディ・ジョンソンはどこだ」「史上最高の映像だ」「ガチョウが無事でよかった」。雨天中断中に起こった当然の“ショータイム”に、ファンからも驚きの声が上がっていた。(Full-Count編集部)
【MLB】大谷翔平、2度の雨天中断中に“珍客”訪問 自由奔放も最後はまさかの展開に
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