箱根大涌谷の噴火の影響は?|地震発生回数が4月以前に戻ってきた!

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箱根大涌谷の活動が4月以前に戻ってきた?

箱根大涌谷の地震活動_2015年10月6火このグラフは神奈川県温泉地学研究所発表のデータをもとに作成しました。

9月に入って、箱根大涌谷の噴火の影響による地震活動はたいぶ治まってきています。

1日の有感地震の数は、10月4日こそ14回でしたが、ほかの日は5回以下とか、有感地震を感じない日もあるようになりました。

神奈川県温泉地学研究所の最近の地震活動に対する見解です。

 ・地殻変動
傾斜計のデータを検討したところ、小塚山、湖尻等の観測点で、今回の活動に関連するとみられる変化が観測されていましたが、この変化は8月中旬ごろから明瞭ではなくなりました。
また、4月からGPSにより観測されていた箱根山全体の膨張傾向には、現在、停滞が認められています。

・その他
現在、地震活動は低調な傾向にありますが、平常時に比べると依然地震数の多い状況が続いています。
また、大涌谷での噴気活動も、平常時に比べて多い状況が続いています。引き続き、防災情報等にご注意ください。

今年の夏は、6月と7月の2回、箱根に宿泊しました。

この夏の箱根は、日本人の観光客は大幅に減りましたが、代わりに中国からの観光客が大勢訪れていました。

これから紅葉の季節になります。

噴火の影響はかなり少なくなっているようです。
いつものように、大勢の人が箱根を訪れて、温泉と紅葉を楽しんでくれることを願っています。