[全仏オープン] 錦織圭 次戦の相手はトマス・ベルッチ(ブラジル)

スポーツ
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全仏オープンテニス2015特報
マチューとの1回戦を6-3 7-5 6-1で勝ち上がった錦織圭は、2回戦で、マリンコ・マトセビッチ(豪)を6-1 6-2 6-4 で下したトマス・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
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トマス・コシアラリ・ベルッチ(Thomaz Cocchiarali Bellucci, 1987年12月30日生まれ )
ブラジル・サンパウロ州ティエテ出身
ATPランキング自己最高位:シングルス21位 ダブルス115位

これまでの戦績:ATPツアーでシングルス4勝。
身長188cm、体重80kg。
左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
2015年ジュネーブオープン優勝

1回戦の錦織は、スコアをみれば楽勝のように見えますが、試合途中に山場がありました。
第1セットは、マチューのサービスから始まり、3ゲーム目に錦織がブレークした後は、
そのままお互いにサービスをキープして、5-3でマチューのサービスを迎える。
錦織はこのセット2度目のブレークに成功し、6-3で終了。

第2セットは、錦織のサービスで始まり、第2ゲームでマチューのサービスをブレーク。
このまま、第1セットと同じ展開となるかと思いきや、第3ゲームでマチューがブレークして1-2に持ち込む。
第4ゲームをマチューがキープした後、再び錦織のサービスをブレークして逆に3-2とリードした。
錦織のファーストサービスが入らなかったのと、打球が相手コートのサービスラインのあたりに集中していたので、マチューに振りまわされたのが苦戦の原因。
マチューのセカンドサービスへのバックハンド攻撃でミスを繰り返していた。
この辺りは、マチュー復活の感じが強く、錦織の勢いに静まっていたスタンドにも元気が出てきた。

2-3で迎えたマチューのサービスをブレークして、ようやく3-3に追いついた。
この後両者サービスをキープして6-5でマチューのサービス。
セットポイントをつかんだ錦織のボールがネットインして、セットオーバー。

休憩タイムで椅子に座ったマチューの少し放心したような表情を見て、勝負あったと見えた。
マチューとしては、かなり良いプレーをしたのに、セットを取れなかったのがショックだったのではないかと思う。

第3セットは、錦織が早々と2ブレークして、そのまま6-1で勝利した。

決まらなかったセカンドサービスのバックハンド攻撃を止め、回り込んでのフォアハンド攻撃に切り替え成功していた。

錦織の次の試合は、27日(水曜日)

この試合はWOWOWの生中継の副音声で視聴しました。
今回からWOWOWは副音声で、アナウンサーの声なしの試合会場の音声だけを流しています。
アナウンサーや解説者の声に煩わされることなく、会場の雰囲気に静かに浸って観戦できました。