下町ロケット 第9話あらすじ

話題
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佃製作所が進めていた試作品とは、混入した不純物を粉砕する仕組みでした。

試作品を見た財前は、この仕組みを、ガウディに応用すれば、血栓の問題をクリアできるのではないかと、佃に提案しました。

そして、バルブシステムのコンペで佃製作所が勝てば、新しいバルブシステムの共同開発と、ガウディへの出資が可能になるかもしれないとの財前の考えを佃に伝えました。

しかし、バルブシステムのコンペは、すべての性能で佃製作所がサヤマ製作所に勝っていたにも関わらず、帝国重工はサヤマとの共同開発を選択しました。

コンペに負けた佃は、悔しい気持ちを抑えて、ガウディの開発に力を入れます。

一方、臨床試験が始まった貴船のコアハートは、その一人目の患者が、手術後の容態が急変して、死亡してしまいます。

貴船は、初期的な対応に誤りがあったが、コアハートそのものには問題がなかったと結論付けます。

そして、責任を弟子の巻田に負わせて、臨床試験の再開をもくろみます。

サヤマ製作所に、ロケットエンジンのバルブ供給を取られた佃製作所は、「ロケット品質」を名乗れなくなり、取引先が減っていきます。

ある日、佃製作所に、咲間というフリージャーナリストの女性が現れて、コアハートの当事者しか知らないことについて、佃や山崎に意見を求めてきます。

このフリージャーナリストの真意は?

 

貴船のコアハートに使用した人工弁は、欠陥品であることが、佃製作所からサヤマ製作所に転職した中里のテストでわかっています。

この人工弁を使って、臨床試験を再開すれば、次の患者の命が危ないことは明らかです。

臨床試験中の患者が亡くなれば、患者を解剖して死因を明らかにします。

そこで、死因が人工弁にあったのに、手術後の対応に問題があったことにして、責任を負わされた巻田や、医局の面々がおとなしくしているでしょうか。

フリージャーナリストは、コアハートの人工弁の問題をどこかから聞き出してきて、真相を探っているようです。

貴船は、人工弁に問題があることを知ったはずです、それでも臨床試験を再開するのでしょうか?

その前に、コアハートの人工弁の欠陥問題が、マスコミを通じて明らかになるのでしょうか。

サヤマ製作所の人工弁の問題がマスコミで明らかになれば、帝国重工が、サヤマ製作所との共同開発を進めるは、分野が違うとはいえ難しくなるでしょうね。