4日(水)に行われた2回戦ジェレミー・シャーディ(フランス・31)との試合は、2-1で錦織圭が勝ちました。
3セット目は、6-1のスコアで簡単に勝ちましたが、2セット目はセットポイントを0-40で握っていたにもかかわらず、ブレークできずにキープされタイブレークに待ちこまれました。
錦織にサーブで始まったタイブレークは、このポイントを落としたあと、終始シャーディにリードされて、このセットを落としました。
錦織は、ファーストサーブが思うように入らず、セカンドサーブをシャーディにねらわれ、思いきりよく攻撃されていました。
この日の試合で、錦織はいつになく頻繁にラケットの交換を、していたように思います。
そのタイミングも、デュースの時だったりして、こんな時によくラケットを変えるなという思いで見ていました。
錦織のラケットのガットのテンションは、縦、横どちらか覚えてないのですが、それぞれ60ポンドと58ポンドなんだそうです。
特別に強いとか、弱いとかいうテンションではないですね。
昔活躍したマッケンローは、40ポンド弱のゆるゆるテンションだったのを思い出しました。
今大会のサーフェースとボールは、次週ロンドンで行われるツアーファイナルと同じなので、何かテストでもしているんでしょうか。
結果的には何とか勝ちあがった錦織圭は、翌日の5日(木)にリシャール・ガスケ(フランス・11)と対戦します。
錦織は、ガスケに対しては、0勝5敗で勝ったことがりません。
4日の初戦は、ピリッとしなかった錦織ですが、ガスケとの試合で、最近の調子がわかるかなと思っています。
3回戦以降の錦織の対戦相手は、ランク上位が勝つとすると次の対戦になります。
3回戦 VS リシャール・ガスケ (フランス・11)
準々決勝 VS アンディ・マレー(スコットランド・2)
準決勝 VS ロジャー・フェデラー(スイス・3)
決勝 VS ノバク・ジョコビッチ(セルビア・1)
選手名の後ろのかっこ内は、国・世界ランクです。
放送予定
11月5日(木) NHK・BS1 20:00~(ライブ)
11月6日(金) NHK・BS1 09:00~(録画)