広告
6月の月末に噴火活動が起きて以来、箱根大涌谷の地震活動が落ち着いてきたのは、嵐の前の静けさでしょうか?
神奈川県温泉地学研究所のデータをもとに、地震回数の推移をグラフにまとめてみた。
6月3日以降、6月20日に209回を記録した以外は、1日当り20回から30回くらいの地震発生回数が続いていた。
6月21日以降は、さらに落ち着くかと思えたとたんに、29日に538回、30日に343回、7月1日に114回の地震を記録した。
特に29日の急な活動は、今回の地震活動が始まって以来初めて、火山灰の降灰が見られたというので、いよいよ本格的な活動に入るのかと心配になった。
ところが心配をよそに、地震活動はその後、1か月近く静かな状態が続いている。
地震の発生回数が、1日に10回に満たない日が7日も有るのが、これまでと少し様子が違っている。
1日あたりの地震発生回数では、活動が活発になる4月26日以前に近いようである。
とはいえ、鎌倉時代以来の地震活動のようなので、安易な期待は持てないにせよ、このまま地震活動が治まるのが、期待できるような地震の数の減り方です。
大涌谷周辺の立ち入り規制が、6月末の活動で1段階強化されたためか、夏休み中なんて、普段は予約できない箱根の保養所に空室がたくさん出ていました。
先月に引き続き、今月も月末に、姥子の保養所へ泊りに行く予定です。