TBS日曜劇場で、日曜夜9時からの放送が始まった「下町ロケット」の舞台、佃製作所はどこにあるか気になりますよね。
東京大田区にあるという事を聞いて、余計に興味が出てきました。
多少土地勘があるので、調べてみたら外観のそっくりな建物がありました。
帝国重工の財前宇宙開発事業部長が佃製作所を訪れたときに、社員が建物の前に整列していた、あの建物がこれですね。
株式会社 桂川精螺製作所という会社です。
1938年創立で、自動車部品、冷間圧造品、工作機械周辺装置、小ねじ、座金組込みねじ、ボルト等を作っている社員数190人の会社です。
ストリートビューのスクリーンショットを載せようと思ったのですが、著作権の侵害になるか判断がつかないので、Google Mapを埋め込みます。
Google Mapからストリートビューに入ってください。
会社は、多摩川のすぐそばにあるので、散歩の途中に寄り道する人が増えそうですね。
この番組、個人的には、色々なところで違和感があるんですよね。
企業が重要な打ち合わせをするときは、秘密保持契約をしているので、お茶くみのおねえさんが、耳にした打合せの内容を他の社員にしゃべることは有りえないんですよね。
あと、財前事業部長が単独で特許の話を進めていましたが、ロケットエンジンを作るような大企業の帝国重工(三菱重工)でしょ、それも有りえません。
必ず、知財部門と連携して動きますから、会社の上司に内緒で話を進めることは有りませんし、佃製作所と交渉するのは、知財部門の担当です。
話を面白くするために、敢えてやっているんでしょうが、実情を知っていると引っ掛かります。
他にも気になるところはあるんですが、それでも、裁判の証人に立った佃航平話、技術者の「こころ」は、ジーンときましたね。
あの技術者の「こころ」は嘘じゃないですよ。
なんだかんだ言っても、今後の展開が楽しみです。
また、「下町ロケット」の視聴率は、第1回が16.1%、第2回が17.8%と視聴率アップしました。
最近のこの時間帯で、2回目の視聴率がアップしたのは、「下町ロケット」だけという事で、今後も注目される番組になりそうです。